最近なんだかドールへの興味が薄れてきている・・。
だからと言って簡単に捨てたりなんて出来ないし、なんだか罪悪感もあり、どうしたらいいか分からない・・・。
そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのでは?
今回は、ドールに興味がなくなったらどうしたらいいのかを、筆者自身の体験談も交えながらご紹介したいと思います。
この記事では、
・ドールの趣味を辞めたいと思う理由
・辞めたくなったときの対処法
・筆者の体験談
・・などをまとめています。
この記事が、同じお悩みをお持ちの方へ、少しでも心が軽くなるきっかけになれば幸いです。
辞めたい理由とは?
まず、なぜ辞めたいのか?その理由と向き合ってみましょう。
飽きたから辞めたい
以前よりドールに興味がなくなってしまい、飽きてしまったように感じる・・。
特にリカ活においては、コロナ禍のステイホーム中のお家で出来る楽しみのひとつとして、一気にファンが増えた印象があります。
しかしコロナ禍があけた今、ほとんどの方がこれまでの日常を取り戻し、生活しています。
それと同様に、コロナ禍で夢中になっていたお家で出来る趣味に、興味や関心がなくなったという方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
お金がかかるから辞めたい
ドールは本体だけでなく、服や小物などを揃えるとなかなかお金がかかりますよね。
特に、リカ活のように「着せ替え」を楽しむことがメインであれば、服や小物はあればあるほどコーディネートのバリエーションも広がります。
それゆえ、思うがままにどんどん集めていくと、気づくとかなりの出費になっていることも。
保管場所に困るから辞めたい
そこまで大きくないサイズのドールであっても、やはり数が増えてくると保管場所が必要になってきますよね。
撮影を趣味としていたのなら、カメラやその他の機材、撮影ブースなどもあることでしょう。
また、ドール本体だけでなくドール服や小物類、撮影のために使う背景ボードなど、知らぬ間に色々な物が増えてしまったりします。
そもそも、興味がなくなったっていい
ドールに興味がなくなることに、罪悪感を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なんだかドールがかわいそうな感じがする・・
あんなに必死にお金もかけて集めたのに、こんな状態でいいのだろうか・・
でも、私たちの気持ちは、環境によって日々変わっていくもの。
それと同時に、趣味嗜好が変わっていくのも当たり前のことだと思うのです。
好きなことは本来、楽しんでやること。
現実として今、興味が薄れていきているなと感じていたとしても、それは悪いことでもなんでもないのです。
辞めたくなったときの対処法
ここからは、本当に辞めたい場合に、具体的にどうしたらいいかを考えていきましょう。
とりあえず一旦離れる
まず、一番簡単ですぐに出来る方法の一つが「とりあえず一旦離れる」こと。
特にSNSでドール仲間が写真を投稿したりしていると、「自分もやらなきゃ・・」などと思って揺らいでしまいがち。
そんなときは、思い切ってSNSからも離れてみては。
今は興味が薄れていても、ある程度の間離れてみると、ふと思い出したときにまた興味が湧いてくるかもしれません。
ひとまず一定期間離れる時間を作って、その間に自分の気持ちがどのように変わるのか、少し様子をみてみましょう。
少しずつ「手放す」ことを考える
一度ドールから離れる時間を経て、やっぱりもう手放そうと決めたのであれば、少しずつ具体的なアクションを起こしていきましょう。
お気に入りだけ残してみる
手放すとは決めたけれど、いざ思い切って全てを・・と言うのは勇気がいる・・。
今まで楽しんで遊んできたドールには、自然と愛着が湧いてしまいますよね。
それにドールは決して安い物でもないですし、さらに入試困難な物となると、簡単に全てを手放すのは誰だって難しいもの。
そんなときは、一番のお気に入りだけを残してみるのもひとつの手段です。
売る
思い切って全て手放すことを決めたのであれば、一番簡単の方法は買取に出してしまうこと。
また、ネットオークションやフリマサイトなどを利用すれば、誰でも簡単に出品することが出来ます。
買取サービスを利用する
すぐにでも手放したい場合は、買取サービスを利用するのが便利です。
近隣のリサイクルショップへ持ち込んだり、ネットで査定してもらうことも出来ます。
宅配買取なら荷物を運ぶ必要もなく、一気にまとめて買い取ってもらうことが出来るので、手間がかかりません。
店ごとに査定額に差があるため、納得のいく金額で買い取ってもらえない場合もありますが、一気に手放すことが出来るのは大きなメリットのひとつです。
オークションやフリマサイトを利用する
ネットで売る場合は、オークションやフリマサイトを利用します。
誰でもすぐ気軽に出品でき、値段を自分で設定できるのもメリット。
しかし、写真や梱包材の用意、発送などは自分で行わなければならず、手間がかかることや、購入されるまで自分で保管していなければならないというデメリットも。
譲る
「売ってお金にする」ことや「知らない人に買われる」ということに抵抗がある場合は、ドール仲間や身内、知人など、自分で相手を決めて譲るのも手段のひとつです。
楽しみ方は人それぞれ
筆者にも、実際にドールに興味がなくなった時期がありました。
その期間、ドールはずっと押入れの奥・・。
箱に入っているドールですので、スペースもだいぶとっていましたし、正直いっそのこと手放してしまおうかと考えることも。
しかしなんとなく、その「手放す」という具体的なアクションはとれずにいました。
恐らく自分の意識している以上に、すごく愛着が湧いていたんだと思います。
ドールは、言ってしまえば「物」。
ですがやはり、なんとなく手放す覚悟が出来なかった理由は、今思うとその「愛着」にあったのだと改めて思います。
その後も、たまに取り出して眺めては、また箱へしまう・・。
着せ替えをするわけでもなく、写真を撮ることもない・・けど可愛いくて癒されるんですよね。
考え方によっては、「ドールがかわいそう」とか「しまっておくなんてもったいない」とか色々な意見があると思います。
でも結局、楽しみ方は人それぞれ。
棚に並べてずっと鑑賞していたいという人もいれば、気の向いたときにちょっと触れるだけという人もいます。
「こうしなきゃいけない」という楽しみ方のルールなんて、結局ないと思うのです。
実際、興味がなくなってしまったとしてもそんなに深く考えず、完全に手放す覚悟が出来ていないのなら、急いでドールを手放す必要もないですし、思い切ってSNSを削除・・なんてこともする必要はないと思います。
とりあえず一旦離れてみて、自分の気持ちと向き合ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ドールは、私たちに癒しを与えてくれる存在です。
しかしやはり、興味がなくなってしまうときもあるでしょう。
手放すという手段はあっても、なかなか覚悟が決まらないことも。
ドールの楽しみ方は人それぞれ。
興味がなくなるのも悪いことではありません。
そんなときは、焦らず自分のペースで、少しずつどうするかを決めていけばいいのではないでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。