こんにちは!
中古のリカちゃんを綺麗にするのが大好き!
管理人のmaiです。
リカちゃん遊びの楽しみのひとつと言えば、ヘアアレンジ。
しかし、そのままの状態で放置してしまい、髪に変な癖がついてしまった!ということも。
一度癖がついてしまった髪は、元の状態に直すことが難しくなってしまいます。
この記事では、髪の癖がすごい中古のリカちゃんを、サラサラなストレートヘアに出来るか?をじっくり検証した結果をまとめています。
本記事では、
・リカちゃんの髪の癖が直らなくて困っている
・リカちゃんの広がった髪をなんとかしたい
・お湯パーマのやり方を知りたい
・・という方々に、写真付きでわかりやすく解説していますので、是非最後まで読んでくださると嬉しいです!
リカちゃんの髪の癖は直せる!
はじめに結論から言ってしまいますと、リカちゃんの髪の癖は直せます。
ただ、ものすごく痛みが酷かったり、例えば一部が燃えてしまい毛質自体が変わってしまっている場合を除いて、です。
今回検証したリカちゃんの髪も、癖は強いものの、毛質自体に問題はありませんでした。
なので、これからご紹介する方法は、髪の状態は良好であるということがまず前提となります。
お試しの際は、まずご自身のリカちゃんの状態をよく確認してから行ってくださいね。
検証前 Beforeがこちら
リサイクルショップで購入した中古のリカちゃんがこちら。
何やらヘアアレンジが施されています。
女子なら一度は絶対に見たことのある、生活感あふれるカラーのヘアゴムがちらり。
思わぬ付属品が付いてくる、これも中古リカちゃんあるあるです。
髪の状態としては、チリチリ、ベタベタという感じはなく、毛質的には悪くないという印象です。
前髪は分け目もしっかりていて、乱れた様子はさほどありません。
中古品なので詳しいことは分かりませんが、この独自のヘアアレンジのまま、長らく放置されていたんだろうなぁと思います。
リカちゃんの髪の癖は怖く、一度髪を結んでそのままの状態で保管し続けてしまい、結果戻らなくなる・・というのはよくあるパターンです。
検証スタート
- step1準備・予洗い
- step2お湯パーマ実行
- step3自然乾燥
- step4完成
準備・予洗い
まずはピアスなどの付属品を全て外しましょう。
予洗いをして、髪の状態をよく確認していきます。
ぬるま湯に浸して、汚れなどを落とします。
髪の中の方までしっかりと洗い、抜け毛やひっかかり具合などをチェックしましょう。
しかしここで問題発生。
水に濡らしたことで、より癖があらわに。
ものすごい広がり方です。
毛量が多く、変にウェーブしているせいか、コームも全く通らず大苦戦です。
癖だけにクセ者の予感・・。
洗い終わったところ
なんと、すごい髪型になりました。
特にハチのあたりの盛り上がり方が尋常じゃありません。
もう一切結んでないにも関わらず、形状記憶かのように不思議な形を保っています。
写真からも見て分かるように、髪の中もかなり強靭な癖がついており、浮き上がってしまっています。
恐らく、ハチのあたりの異様な盛り上がり方と毛量の多さから、元々ツインテールだったリカちゃんの可能性が高いです。
こういうタイプの髪型だったのではないかと推測。
自己流「お湯パーマ」を実行
ここでリカちゃん界でよく聞く「お湯パーマ」なるものを試してみました。
お湯パーマとは?
お湯パーマとは、パーマ液などを使わず、熱を利用して作るパーマのこと。
本来は人間用のウィッグに用いる手法のようですが、ドールのカスタムでも使われています。
しかし全ては非公式情報。
ここからは完全自己流&自己責任で行いました。
以下、作業に集中してしまい写真が一切ないのですがご了承ください・・。
用意するもの
- おけ
- やかんなどで沸かした超熱々の熱湯
- 割り箸
- コーム(目が荒くない方がいいです)
リカちゃんのヘッドは予め外しておき、割り箸など棒状の物の先端にセットしておきます。
熱湯の温度は測っていないので分かりませんが、沸かしたての熱々を用意します。
やり方
自己流お湯パーマのやり方はとてもシンプルです。
- おけに熱湯をはる
- リカちゃんの髪を浸す
- ストレートになるように意識しながらコームでひたすらとく
やけどにはくれぐれも注意しましょう。
お湯パーマのポイント
お湯の温度キープがカギ
ここで一番重要なのは、お湯の温度を保つこと。
厳密な温度は測っていないので分かりませんが、とにかく沸かしたての熱々です。
少しでも冷めてきたなと感じたら、すぐに熱々のお湯を追加します。
筆者の経験上、この温度キープが一番効果的でした。
髪のとかし方のコツ
髪をコームでとくときは、力を入れて頭の上から下まで一気にときます。
髪がからまったりして難しい場合は、少量ずつブロックごとにやっていくとやりやすいです。
固定して自然乾燥
その後はしっかりと水気を拭き取ります。
ブラシで形を整えたら、髪が広がってしまうのを防ぐため、ラップで頭全体をキツめにぐるぐる巻きに固定し、自然乾燥させます。
諦めずに繰り返す
乾いた後に全体を確認し、効果がなかったりまだ癖が残るようであれば、もう何度か同じことを試してみます。
もう一度挑戦する場合は、半乾きだと完成形の状態が分からないので、しっかりと乾燥したあとに再トライするようにしましょう。
熱湯は髪にダメージを与えますので、状態をよく見て判断するようにしましょう。
ちなみにこのリカちゃんの場合は、日を置いて2〜3回繰り返しました。
検証後 Afterがこちら
そんな試行錯誤のお湯パーマのあと、すっかり綺麗になったリカちゃんがこちら。
あの強烈なクセはどこへやら・・。
見違えるほど綺麗になりました!
どうしても毛先のカールだけは真っ直ぐに出来なかったのですが、全体的にはほぼストレートなので良しとしましょう。
元から髪の状態も悪くなかったので、ツヤも出て綺麗な仕上がりです。
おそらく元がツインテールだったようなので、中の髪が上に持ち上がってしまっていて、正直もう無理かな・・と何度か諦めかけたのですが、根気強くお湯パーマを続けた結果、想像以上に綺麗な仕上がりになって満足です。
かなりの温度の熱湯に何度も髪を浸したので少し心配だったのですが、このリカちゃんの場合、特に問題もなさそうです。
「柔軟剤」も試したが、全く効果なしだった
検証の途中、リカちゃんのボサボサ髪に効くとされている「柔軟剤」を使う方法も試してみました。
やってみたのは、ぬるま湯に柔軟剤を適量溶かし、揉み込んで浸すというもの。
(※公式情報ではないので、お試しの際は自己責任で・・。)
しかし残念なことに、リカちゃんの癖には全く効果がありませんでした。
恐らく柔軟剤は、癖直しなどには効果がみられないようです。
しかし柔軟剤を使用したことでとても手触りがよくなり、サラサラ感と良い香りが残りました!
クセスゴヘアーのリカちゃんも、ストレートヘアになりました!
(今回ご紹介した方法はあくまで自己流です。あらかじめご了承くださいませ)
リカちゃんの髪の癖を直す3原則
今回の検証を終えて、リカちゃんの髪の癖を直す際の3つポイントが判明しました。
- 熱湯は温度をキープ
- コームでしっかりとかす
- 諦めずに何度も挑戦
温度やコームでとかすことももちろん、それよりも諦めずに何度も挑戦してみることが実は一番大切なことかもしれません。
まとめ
今回は、髪のクセがすごい中古のリカちゃんをストレートヘアにできるのかを検証してみました。
想像以上に癖が強く、だいぶ時間がかかりましたが、熱湯とコームを使ったお湯パーマによって綺麗なストレートヘアにすることができました。
リカちゃんの髪の強靭な癖を直す秘訣は3つ。
①熱湯は温度をキープ
②コームでしっかりとかす
③諦めずに何度も挑戦
中古ではありますが、元の髪の質が悪くなかったのも成功した要因かと思います。
手間はかかりましたが、納得のいく仕上がりになり満足です。
少しでも参考になれば嬉しいです。