ネットで見かける、「ドール服の裏地や見返しに接着芯が使える」という情報。
ドール服作りを始めた方なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
しかし、ドール服の作り方の本などに、接着芯の使い方が紹介されていることはほとんどなく、実際どうやって使うのか分からない・・という方も多いはず。
今回は、見返しに接着芯を使った襟ぐりの縫い方を、写真付きで丁寧にご紹介します。
是非参考にしてみてくださいね。
接着芯を使った襟ぐりの縫い方

今回は、襟ぐりの見返し部分にのみ接着芯を使用する方法をご紹介します。
襟周りを縫うのは1回のみで、縫い目が出ないのでスッキリとした仕上がりになります。
「そもそも接着芯って何?」という方は、まずはこちらの記事から!
接着芯の種類や選び方を紹介しています。
用意するもの
- 本体の生地
- 接着芯
- アイロン
接着芯

今回使用するのは、片面接着で薄手タイプのダイソーの接着芯です。
アイロン

今回は手芸用ミニアイロンを使用します。

ドール服のような小さな生地には、ミニアイロンがあると便利。
コンパクトな手の平サイズで、細かな部分のアイロン掛けにぴったりです。
▼ミニアイロンのレビュー記事
ドール服作りに!ドウシシャ「ピエリア・ミニアイロン」と山崎実業「平型ちょい掛けアイロン台」がおすすめな理由3つ【口コミ】
①接着芯をカットする

まず、本体の生地に接着芯を置き、襟元より大きめにカットします。
サイズは、画像を参考にしてみてくださいね。
②縫う

まず、接着芯の接着剤がついている方を下にして置き、その上に本体の生地を中表に置きます。
襟の出来上がり線を縫っていきます。
③余分な部分をカット

本体の生地からはみ出ている接着芯をカットしたら、襟の形に合わせ余分な部分をカットし、形を整えます。
次に、先ほど縫った部分に数カ所切り込みを入れます。

縫い目を切ってしまわないように気をつけましょう。
④接着芯を貼り付ける

接着芯を裏側に返し、しっかりと形を整えます。

表側からもしっかりとクセづけをします。

生地のクセづけには、コロコロオープナーがおすすめ。
ユニバーサルデザインのハンドルで握りやすく、軽い力でしっかりプレス出来ます。

使用する接着芯の説明書通りに、裏側からアイロンで接着芯と本体の生地を接着します。
皺が寄りやすいので注意しましょう。

しっかりと接着できたら出来上がりです。
完成

完成したものがこちら。
今回は襟ぐりにのみ接着芯を使用しました。

薄手なので厚みも出ず、縫い目が表に出ないので、綺麗に仕上がりました。
今回は、ドール服の襟ぐりに接着芯を使う方法をご紹介しました。
接着芯は100均で気軽に購入することが出来ますので、是非挑戦してみてくださいね。

